PMtiles作成GDAL, Tippecanoe, Tippy Canoeの比較

YASU21

2024年12月11日 16:42

PMtiles作成GDAL, Tippecanoe, Tippy Canoeの比較


PMTilesの生成に使用できる3つのツール(GDAL、Tippecanoe、Tippy Canoe)の特徴を比較し、それぞれの使用例や適切な使い分けを解説します。



ツール
簡易紹介
主な用途
入力フォーマット
出力フォーマット
特徴
推奨シナリオ




GDAL (3.9以降)
GDALはGISツールとして広く利用されており、3.9以降はPMTilesの生成も可能。多様なフォーマットをサポート。
PMTilesを直接生成可能。さまざまなフォーマットからPMTilesに変換できる。
GeoJSON, Shapefile, GPKGなど、多様な形式をサポート。
PMTiles, GeoPackage, Shapefileなど。
多機能で柔軟性が高く、GISワークフローに統合しやすい。
複数のデータ形式からPMTilesを作成したい場合。GISデータ変換の一部として利用する場合。


Tippecanoe
TippecanoeはGeoJSONを高速にタイル形式に変換するツール。大量データ処理に優れる。
GeoJSONからMVTやPMTilesの作成に特化。高速で大規模データに適している。
GeoJSON形式に限定。
MVT, PMTiles。
GeoJSON専用でシンプルだが、大量のデータ処理に最適。
GeoJSONから直接タイルを生成し、大規模なデータを迅速に処理したい場合。


Tippy Canoe
Tippy Canoeは簡単にPMTiles生成を行う軽量ツール。初心者向けでシンプルな操作性が特徴。
軽量な操作で小規模データのPMTiles生成を簡単に実現可能。
GeoJSON形式に限定。
PMTilesのみ。
軽量で使いやすいが、複雑な設定や大規模データ処理には不向き。
簡単な操作でPMTilesを作成したい初心者や小規模プロジェクト向け。



仕様事例



使い分けのシチュエーション



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