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測量とは(測天量地)

中国の「測天量地」とは、天をはかることを「測る」といい、地をはかることを「量る」と使い分けていたとも云われています。

日本では、天と地をはかること「測天量地」から「測量」となったとされています。

日本で初めて「測量」という言葉が書物に出てくるのは、儒学者 細井広沢の著「秘伝地域図法大全集」亨保2年(1717)です。

ドローン測量とRTK-GNSSとの組み合わせは、「測天量地」の極みです。


測量とは(測天量地)


中央がRTK-GNSS静大浜松キャンパス局です。
赤円が半径30kmの円となります。
静大浜松局の精度は、水平:8mm±1PPM、垂直:15mm±1PPMですので、30Km以内であれば精度は500円玉の大きさの中に納まることになります。

●RTKの精度
 RTK(アールティーケー)は,Real-Time Kinematicの略で,測位法の種類を指します。
その特徴はリアルタイムに数cmの測位精度で位置を計測できることです。
スマートフォンやカーナビで使われる受信機で使われる単独測位法が,水平方向5-10m程度の精度なのに対して,RTKは水平方向で数cmの精度が得られます。
この精度は,搬送波(約1.5GHz)を直接観測することで実現しています。
衛星-アンテナ間を測距精度2mmで計測する,にわかには信じられないことをやっているのがRTKです。


●RTK-GNSSのメリット

・1対複数の観測が可能
・天候に関係なく計測が可能
・夜間でも計測が可能
・特殊な計測技術が必要ない
・測位ミスが発生しにくい

ドローンにRTK-GNSS受信機を搭載、また、対空標識に利用すれば、格段に精度が上がり、測量の工期短縮に寄与するのは確実です。


測量とは(測天量地)






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