1月初めから立て続けに弾道ミサイルなどの発射実験を繰り返している北朝鮮。
ミサイル発射の飛行経路を誘導する際に必要な宇宙衛星からの電波については、米国の全地球測位システム(GPS)のサポートが一般的だが、北朝鮮の場合GPSの代わりにロシアの衛星航法ネットワーク(GLONASS)に頼っていることが明らかになっています。
平壌の専門家は、中国の北斗システムとロシアのシステムを評価し、ミサイル発射の際には、地理的に高緯度に位置する北朝鮮にはロシアのGLONASSの方が適していると判断しているそうです。
これは北朝鮮が1960年代からミサイル開発にソ連の設計と技術を取り入れていることと密接な関係があり、
GLONASSの技術も北朝鮮に移転しているのではないかといわれています。
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